当社グループは1950年に住宅建築用木材を「競り」によって取引する「木材市場」を関東で初めて導入し、「市売木材株式会社」として設立いたしました。

第2次世界大戦後の復興と朝鮮特需による旺盛な住宅需要のなか、関東の木材商による伝統的な「付売り」（相対取引）とは異なり、大量集荷、大量流通を可能にした「木材市場」は当時の住宅マーケット拡大の流れと木材需要に合致し、全国的な「木材市場」ブームを巻き起こしました。

その後、建築用資材全般の国内販売・輸入、住宅1棟分のトータル受注・総合物流、住宅供給者向けのさまざまなサービスなど事業の拡充を図り、建築資材流通業界において確固たる地位を確立いたしました。

また、自らも住宅供給者としてマンション・一戸建住宅の分譲、不動産仲介、マンション管理、内装工事、リフォームなど、住生活分野全般にわたる商品・サービスを提供する企業グループへと拡大してまいりました。

当社グループは、これからも木材流通をルーツとする企業として、木造住宅、木造建築の普及に向けて、まい進していきたいと考えています。